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2008年12月26日

GT2009年のレギュレーション

GTアソシエイションは22日、都内のGTアソシエイション事務局で記者会見を行ない、2009年に改定されるスーパーGTスポーティングレギュレーションの改訂内容、またその概要を発表した。

 今回の改訂の目的についてGTアソシエイションでは、「今年、シリーズタイトル争いを有利にするために、ハンディウエイトや得点を考慮した順位調整など、ファンの皆様には不可解と写るレース展開がありました。これを改善すべく、ウエイトハンディ制度や得点基準を全面的に改定しました(プレスリリースより)」としている。

 具体的な改定内容としてはかなり興味深い内容となっている。これまで、ウエイトハンデと得点の関係で特定の順位を狙う“順位操作”と思われるレース展開が見られていたが、これを防ぐためにウエイトハンデを得点に比例させて付加する分かりやすい内容とした上で、全9戦のうち第6戦までは得点×2kgのウエイトハンデが、第7戦、第8戦は得点×1kgのウエイトハンデ、最終戦は全車がハンデウエイトゼロとする内容に改められた。また、ウエイトの軽減やこれまでの“性能引き上げ措置”は撤廃される。

 つまり、開幕戦から第6戦までは得点に応じてウエイトが加算されていき、軽減は不可能。第7戦では総獲得ポイントと同数字のウエイト、そして最終戦はゼロ、となっていくといいうことだ。第6戦までウエイトは減らせないために、その時点の最大限の性能で走らざるを得ず、さらに第7戦、第8戦も全車がウエイト半減となるため、順位操作も不要になるということだ。例として、下に今季ランキング3位だったPETRONAS TOM'S SC430の成績とウエイトハンデ表を08年までの規定、09年までの規定で比較してみたので参考にしていただきたい。

 また、これ以外にもレースの明快さを維持するため、レース参戦コストの削減を目的に下記の項目を改定内容として制定している。
・チームおよびメーカーオーダーと疑われるような順位調整を防止するため、不正行為(スーパーGTの利益を阻害する性質を有する行為)についてはGTAがすべての調査権を有し最終決定を行なう
・シリーズ得点について、GTAが得点を剥奪する場合があることを規則に明記
・参加者のコスト削減を図るため、使用タイヤ数の削減(-1セット)、GT500クラスにおけるエンジン使用イベント数規制(3イベント以上)、ピットレーンのメカニック人数制限

 さらに、GTAプロモーション規則も改定された。項目は以下の4項目。
(1)ロイヤリティ事業を拡大し、エントラントをはじめ関係者の利益増大を図るため、肖像権に関するGTAとエントラントの権利・義務を整理し、明確にした
(2)他車の技術的疑義の申し立ては大会前に解決するよう協力依頼を規定
(3)またファンや観客を裏切るような行為を禁止するとともに、疑わしい場合はGTAに走行データを提出するなどの規定を追加
(4)従来の「規定」から、より拘束力を持つよう「規則」とした

 またGTアソシエイションでは、今回の会見で上記(3)の項目について無線データの提出などを検討しているほか、長距離レースの距離の短縮、2デイイベントでの開催も検討していくとしている。


車(RV)
タグ:GT
posted by さんちん at 14:02| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに今年9位争いがあって、それってレースとも思ったシーンもありましたね。
また性能調整もあってGT−Rが極端におそくなったり、最終戦のGT300でも不可解な走行もありましたからね。
 最終戦はウェイトゼロになるので、各チームが全力で戦ってくれる事になるでしょう。
Posted by Z at 2008年12月27日 22:22
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